今回,「学生優秀発表賞」の対象となる発表は18件でした。いずれの学生も堂々とした発表で,しっかり研究の中身を理解して取り組んできていることがよく分かる質疑など非常にハイレベルな研究発表ばかりでした。審査は20名の方々に採点をお願いしてご協力頂きました。この場を借りて心より感謝申し上げます。
この討論会に立つために努力してきただけあって全体的にレベルの高い発表であったため,開票の結果,受賞率としては高めではあるものの以下の3件を学生優秀発表賞として表彰し,賞状と記念品を贈呈致しました。また,今回の審査方法では他発表と同等の評価が難しいこともあり,学生で2件の連続発表を行いながらいずれも豊富な実験量としっかりとした考察と質疑で高い評価を得た信州大学の渡邊拓巳君に「審査員特別賞」を贈呈しました。
【第20回高分子ミクロスフェア討論会学生優秀発表賞】(発表番号順、敬称略)
2-08A 広重聖奈(信州大) 「ロタキサン架橋した高分子微粒子の創製とフィルム形成」 |
3-01B 大村太朗(神戸大) 「イオン液体を利用したセルロース微粒子の形態制御」 |
3-03B 山本幹也(千葉大院融合理工) 「β-ジケトン基含有高分子微粒子の作製とランタノイド複合による機能化」 |
【第20回高分子ミクロスフェア討論会審査員特別賞】(敬称略)
1-12A, 1-13A 渡邊拓巳(信州大繊維) 「シード乳化重合によるナノコンポジットハイドロゲル微粒子の創製」 「ナノコンポジットハイドロゲル微粒子を用いたエマルション」 |